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彼氏の推しと私の間で揺れる心 〜嫉妬の正体と向き合い方〜

「なんで私より推しばかり…」そんな思いを抱いたことはありませんか?

恋愛において嫉妬は避けて通れない感情です。特に近年、推し活が一般化する中で、パートナーの熱中ぶりに戸惑う女性も増えているのではないでしょうか。私自身も以前、彼氏の推し活に振り回された経験があります。その時の複雑な感情と、どう乗り越えたかをお話ししながら、彼氏の推しに嫉妬する女性心理と対処法について掘り下げていきたいと思います。

目次

「私より推しが大事なの?」〜嫉妬の本質を探る

先日、友人の由美(仮名)から相談を受けました。「彼が推しのライブのために、私の誕生日デートをキャンセルしたの…」と涙ぐむ彼女。この話を聞いて、かつての自分と重なる部分があり、胸が締め付けられる思いがしました。

彼氏の推しに嫉妬する女性心理には、いくつかの層があります。表面的には「なぜ私より推しを選ぶの?」という単純な感情に見えますが、その奥には様々な不安や恐れが潜んでいるのです。

まず最も大きいのは、「自分に向けられるべき好意や時間が奪われている」という感覚です。彼が推しのコンテンツに没頭する時間が増えるほど、自分との時間は減っていきます。深夜まで推しの動画を見ている彼を横目に、「私とのデートの時は眠そうだったのに…」とモヤモヤした気持ちになったことはありませんか?

私の元彼は韓国アイドルにハマっていて、新曲が出るたびに何日も興奮状態が続き、LINEの返信も遅くなりました。それ自体は趣味として理解できるのですが、私が体調を崩した時に「今日は〇〇のVライブがあるから」と看病を後回しにされた時には、本当に寂しさを感じました。好きな人に大切にされたいという願いは、恋愛の本質的な部分ですから、ここで生じる不安や寂しさは当然の感情といえるでしょう。

次に浮かび上がるのは、「推しと自分を比較して自己肯定感が下がる」という心理です。推しは基本的に容姿や才能に優れた人が多いため、無意識に比較してしまいがちです。「推しには熱狂的に応援するのに、私の仕事の話はスマホをいじりながら聞く」「推しの写真集には数万円使うのに、私とのデートではいつも割り勘」など、扱いの差を感じると不公平感が募ります。

会社の同僚は、彼氏がアイドルの生誕祭のために5万円以上のプレゼントを用意する一方で、彼女の誕生日には「今月推しのグッズで出費が多くて…」と3000円のプレゼントだったと嘆いていました。こうした差が繰り返されると、「私は特別な存在じゃないのかな」と自己価値を疑い始めてしまうのです。

また、「ライバル心や競争心が芽生える」ことも見逃せない心理です。実在する人物である推しを恋のライバルのように感じ、彼の注目を奪おうと努力することも。SNSで彼の推しと似たような投稿をしたり、同じ趣味に興味を持ったりすることで、彼の関心を引こうとする行動は珍しくありません。私も以前、彼の推しが好きだという映画を必死で勉強して話題にしようとした時期がありました。こうした競争心自体は愛情の裏返しですが、度が過ぎると自分を見失い、関係性にも悪影響を及ぼします。

そして、見落としがちですが重要なのが「疎外感や孤独を感じる」という心理です。彼が推し活仲間と盛り上がっている姿を見ると、「私はその世界に入れない」という疎外感を感じることがあります。特に推し活が長期化すると、彼の人間関係や価値観の中心に推しがいるように見え、自分が彼の世界の傍観者になったような孤独感に襲われることも。

大学時代の友人は、彼氏と推し友達との集まりに行った際、彼らの間で交わされる会話についていけず、まるで透明人間になったような気分だったと話していました。このような孤独感は、単に寂しいだけでなく、関係の根幹を揺るがす不安にもつながります。

最後に、「恋人として優越感を感じられない」という心理もあります。恋愛関係では、お互いを「特別な存在」として認め合うことで安心感が生まれます。しかし彼の熱量が推しに向けられ、自分への関心が薄れると感じると、その関係の特別性が脅かされると不安になるのです。

嫉妬心を刺激する彼氏の"ありがちな"行動パターン

では、具体的にどのような彼氏の行動が嫉妬心を刺激するのでしょうか。これらは悪意があるわけではなく、彼自身も無自覚なことが多いのですが、女性側からすると思わず「もう!」と叫びたくなるような行動です。

最も典型的なのは「推しの話題ばかり話す」ということ。どんな会話も最終的には推しの話に戻ってしまい、時には彼女の話を遮ってまで推しの最新情報を共有しようとする様子は、「私の話より推しの話の方が大事なの?」という気持ちにさせます。

また「推しのイベントを優先し、デートを後回しにする」行動も多くの女性が経験しています。推しの誕生日イベントやライブのために大切な記念日のデートをキャンセルされたり、延期されたりすると、優先順位の低さを実感して傷つきます。

「一緒にいる時でもスマホで推しの情報をチェックする」のも要注意。せっかくの二人の時間なのに、彼が推しのSNSやニュースを頻繁にチェックしている様子は、現実の彼女よりもスマホの中の推しを大切にしているように感じさせます。

ある友人は、映画デートの途中で彼が何度もスマホをチェックするので「そんなに大事な連絡?」と聞いたところ、「推しの生配信が始まるから確認してた」と言われ、言葉を失ったと言います。このような行動は、せっかくの二人きりの時間を台無しにしてしまいます。

「推し友達との交流に頻繁に時間を割く」ことも問題になりがち。推し仲間とのオフ会やオンライン交流が増え、彼女との時間が確保できなくなると、「友達の方が楽しいの?」という不安が生まれます。もちろん友人関係は大切ですが、バランスを欠くと関係性に亀裂が入ることも。

そして「推しに多くのお金を使う」行動も、見過ごせない問題です。グッズやチケットにお金を使うこと自体は個人の自由ですが、彼女との食事ではいつも安いお店を選ぶのに、推しのためには惜しみなくお金を使う姿を見ると、大切にされている実感が薄れてしまいます。

私の知人カップルは、彼が推しのハイタッチ会のために地方遠征する交通費は出せるのに、彼女の実家に会いに行く交通費は「高いから行けない」と言い出して大喧嘩になったそうです。金銭感覚の違いが表面化すると、価値観の不一致として深刻な問題に発展することもあるのです。

リアルな体験談から学ぶ嫉妬の複雑さ

ここで、実際に彼氏の推し活に悩んだ女性たちの体験談をいくつか紹介しましょう。

28歳のOLの真奈さんは、彼氏の推し活について次のように語ります。 「付き合い始めた頃は、彼の趣味として応援していました。でも交際半年頃から、彼が推しの写真を見る時の目の輝きや、話す時の熱量に嫉妬するようになりました。特に、推しが水着グラビアを出した時に彼が興奮して友達に話しているのを聞いてしまい、『もしかして性的な目で見ているの?』と考えると、眠れないほど苦しくなりました。友達からは『そんな彼とは別れた方がいい』と言われましたが、私の方が彼を振り向かせたいという気持ちが強く、今も関係を続けています。」

真奈さんの話からは、推しへの嫉妬が単なる時間やお金の問題だけでなく、パートナーの性的な関心や愛情の深さにまで及ぶ複雑な感情であることがわかります。また、理性では「別れるべき」とわかっていても、感情が先走って関係を続けてしまう女性の心理も見えてきます。

また、25歳の教師の亜美さんはこう打ち明けてくれました。 「彼が推しのライブのために有給を取ったのに、私の誕生日には『仕事が忙しい』と言われて、耐えきれずに泣いて責めてしまいました。すると彼は『一番好きなのはお前だ、推しとはカテゴリーが違う』と言ってくれたんです。でも翌週には同じように推しのためにお金と時間を使う彼を見て、言葉と行動の不一致に苦しんでいます。頭では理解しようとしているのに、心が追いつかないんです。」

亜美さんの体験は、言葉だけでなく行動で示すことの重要性を教えてくれます。「一番好きだ」という言葉は心に響くものの、日常の行動がそれを裏付けていなければ、不安や嫉妬心は解消されないのです。

これらの体験談に共通するのは、嫉妬心の奥に「愛されたい」「大切にされたい」という切実な願いがあることです。嫉妬は単なるネガティブな感情ではなく、愛情の表れでもあるのです。ただし、その表現方法や向き合い方を誤ると、関係を壊してしまう危険性もあります。

嫉妬との上手な付き合い方〜対処法と心の整理〜

では、彼氏の推し活に嫉妬してしまう時、どのように対処すれば良いのでしょうか。ここでは実践的な方法をいくつかご紹介します。

まず大切なのは「彼の推し活を否定せず、理解を示す」こと。趣味や好きなものは人のアイデンティティの一部です。それを全否定すると、彼自身を否定することになりかねません。「なぜそれが好きなの?」と興味を持って聞いてみると、彼の新たな一面を知ることができるかもしれません。

私自身、元彼の推し活を理解するために「何がそんなに魅力的なの?」と真剣に聞いてみたことがあります。すると彼は「アイドルのパフォーマンスの完成度の高さや、夢を追う姿勢に憧れている」と語り始め、普段見せない情熱的な表情を見せてくれました。その姿を見て、彼の価値観や感性を知る良い機会になったと感じました。

次に重要なのが「自己肯定感を高める」こと。推しと自分を比較して落ち込むのではなく、自分自身の魅力や価値を再確認しましょう。自分磨きに時間を使ったり、自分の趣味や友人関係を大切にしたりすることで、彼との関係に依存しすぎない健全な距離感を保つことができます。

嫉妬に悩んでいた友人は、彼氏の推し活が活発な時間帯に自分のヨガ教室に通い始めたところ、「彼のことばかり考えなくなった」と言います。自分自身を大切にする時間を作ることで、精神的な余裕が生まれるのです。

また、「コミュニケーションを大切にする」ことも欠かせません。嫉妬や不安をため込まず、適切なタイミングで正直に気持ちを伝えることが関係改善の第一歩です。ただし、責めるのではなく「あなたの趣味は尊重したいけど、私はこう感じている」というアイメッセージで伝えると、彼も受け入れやすくなります。

私が彼に「推しの話は楽しそうで嬉しいけど、たまに置いていかれた気持ちになる」と伝えたとき、彼は驚いた様子でした。彼にとっては無自覚だったようで、その後は二人の時間をより大切にしてくれるようになりました。正直な気持ちを伝えることで、意外とすんなり解決することもあるのです。

「共通の趣味や時間を作る」ことも効果的です。推し活とは別に、二人で楽しめる活動や趣味を見つけることで、関係のバランスを取りましょう。彼の推し活を理解しつつも、二人だけの特別な時間を作ることで、関係の絆を強めることができます。

知人カップルは、彼が推し活に熱中する代わりに、月に一度は「デジタルデトックスデー」を設けて、スマホを離れて二人だけの時間を過ごすというルールを作ったそうです。このようなちょっとした工夫が、お互いを尊重しながら関係を育む助けになります。

そして最後に、「嫉妬心をポジティブに活用する」という視点も大切です。嫉妬は単なるネガティブな感情ではなく、「もっと愛されたい」「大切にされたい」という願いの表れです。その気持ちを自分磨きや彼への優しさに変えることで、関係性を成長させる原動力にもなります。

友人の智子さんは、彼氏の推しに嫉妬する気持ちを「彼を喜ばせたい」というエネルギーに変え、料理を頑張ったり、彼の話をより積極的に聞いたりするようになったと言います。その結果、彼も智子さんをより大切にするようになり、推し活と恋愛のバランスが取れるようになったそうです。

嫉妬の向こう側に見える景色〜関係の深化のために〜

ここまで嫉妬の心理や対処法について詳しく見てきましたが、最後に大切なことを伝えたいと思います。それは「嫉妬を乗り越えた先には、より深い関係性が待っている」ということです。

推し活は現代の恋愛において避けて通れない要素になりつつあります。それと向き合い、乗り越えていくプロセスは、お互いの価値観や境界線を理解し、尊重し合う貴重な機会でもあるのです。

私自身、元彼の推し活に嫉妬する経験を通して、「相手を束縛するのではなく、自由を認めた上で選び合う関係」の大切さを学びました。彼が推しを好きなように、私の趣味や友人関係も尊重してもらうという、お互いの自由を認め合う関係に気づいたのです。

嫉妬は時に辛い感情ですが、それを通じて自分自身と向き合い、パートナーとより深いコミュニケーションを築くきっかけにもなります。「なぜ嫉妬するのか」「何が不安なのか」を掘り下げることで、自分の恋愛観や価値観を見つめ直す機会にもなるのです。

あなたが今、彼氏の推し活に嫉妬して苦しんでいるなら、それは決して恥ずかしいことではありません。嫉妬心は自然な感情であり、それを感じること自体は問題ではないのです。大切なのは、その感情にどう向き合い、どう対処していくかということ。

自分の気持ちに正直になりつつも、彼の趣味も尊重する。自分の価値を見失わず、健全な関係のバランスを模索する。そうした努力を重ねることで、嫉妬は関係を壊す障害ではなく、より深い絆を育む糧になるはずです。

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