窓の外が雨だろうが、財布の中身が寂しかろうが、体調が今ひとつだろうが…。そんな日でも二人で過ごせる「お家デート」の魅力は計り知れません。でも、同じ空間で同じことを繰り返していると、いつしかその時間が”当たり前”になってしまい、ドキドキ感や特別感が薄れてきたりしませんか?
「最近、お家デートがなんだかマンネリ気味…」
「同じことの繰り返しで、なんだか刺激が欲しい…」
こんな思いを抱いた経験、ありませんか?私自身、長年のパートナーとの週末は、気づけばいつも同じパターン。映画を見て、適当にご飯を食べて、各々スマホをいじって…。その心地よさも確かにあるのですが、ふと「このままでいいのかな」と考えることもあります。
実は多くのカップルが同じような悩みを抱えているのです。でも安心してください。お家デートは少しの工夫と遊び心で、まるで別世界のような特別な時間に生まれ変わります。今回は、二人の大切な時間をもっと豊かに、もっと楽しく過ごすためのアイデアをたっぷりとご紹介します。
「え、こんなことでいいの?」と思うような些細なことでも、実践してみると意外な効果があるものです。ぜひ、あなたのお家デートに取り入れてみてくださいね。
お家デートに新しい風を吹き込むアイデア
「二人で協力できること」をやってみる
普段の生活では、効率を優先するあまり「あなたはそれ、私はこれ」と分担作業になりがちですよね。でも、デートの日くらいは、あえて二人で一緒に何かを作り上げる時間を持ってみませんか?
例えば、一緒に料理や手作りスイーツ・パンに挑戦してみるのはどうでしょう。先日、私のパートナーと挑戦したジャーマンポテトは、二人で笑いながらじゃがいもを切り、「こんなに焦げちゃったけど美味しい!」と大はしゃぎ。その失敗談が今では素敵な思い出になっています。
特に、ピザや餃子など「包む」作業のある料理は、下手でも楽しく、自然と会話が増えて楽しさが倍増します。彼が作った変な形の餃子を見て「なにそれ(笑)」なんて笑い合う瞬間が、実は二人の距離を縮めるのです。
料理が苦手なカップルでも大丈夫。簡単なプラモデル作りやパズル、DIYキットなど、「協力」できる内容なら何でもOK。東京在住の中村さん(28歳)は「彼と一緒に500ピースのジグソーパズルに挑戦したら、なかなか完成せず、気づけば朝5時。でもその夢中になる時間が忘れられない」と語ります。
お互いの考え方の違いが見えたり、意外な一面を発見できたり…。何かを「一緒に作る」体験は、きっとあなたたちの関係にも新しい風を吹き込んでくれるはずです。あなたは今週末、パートナーと何を作ってみますか?
ホームパーティー気分をプラス
「今日はちょっと特別な日」という気分を演出してみませんか?
デリバリーやテイクアウトを利用して、普段買わないごちそうを並べたり、豪華な食卓を演出したりするのは、意外と簡単なのに効果抜群です。大阪在住の佐藤さん(32歳)は「お気に入りのお皿を使ったり、100円ショップのテーブルクロスを敷いたりするだけで、いつもの食卓が特別な場所に変わる」と教えてくれました。
実は私も先月、パートナーの誕生日に普段使わない白いテーブルクロスを出し、100円ショップで買ったキャンドルを灯して、宅配ピザをオーダー。「おお、なんか雰囲気いいね!」と彼が目を輝かせた顔が忘れられません。たったそれだけのことなのに、いつもと違う特別感が生まれたのです。
特別な飲み物を用意するのも効果的。普段あまり飲まないワインやカクテル、または手の込んだノンアルコールドリンクでも構いません。飲み物一つで食事の格が上がり、会話も弾みます。
「でも、そんな準備面倒くさい…」と思う方もいるかもしれませんね。実は「面倒くさい」と感じる準備も、二人で一緒にやれば会話のきっかけになります。テーブルをセッティングしながら「これどう思う?」「あれはどこに置く?」なんて言い合うだけで、自然と笑顔があふれるもの。そして、その「一緒に作り上げた空間」だからこそ、特別な思い出になるのです。
小さな工夫で、いつもの食卓をちょっとしたレストランに変身させてみませんか?きっと驚くほど会話が弾み、二人の時間が豊かになりますよ。
新しい趣味を一緒に始める
「彼と付き合い始めた頃は、お互いの興味や好きなことを知るのが楽しかったなぁ」
そんな風に思い返すことはありませんか?長く一緒にいると、お互いのことをよく知り尽くした気になってしまいますよね。でも、人間はそんなに単純ではありません。いつだって新しい自分を発見できる可能性を持っているのです。
そこでおすすめなのが、二人で新しい趣味を始めること。例えば、今まで見たことのない映画ジャンルやドラマのシリーズを一緒に見る、ミニ観葉植物を育てる、ボードゲームやパズルに挑戦するなど…。お互いが未体験の分野を一緒に味わうことで、新鮮な刺激が生まれます。
「彼とKポップにハマったのは30歳を過ぎてから。初めは冗談半分で韓国ドラマを見始めたのに、今では二人で推しを応援する仲に。こんな一面があったなんて、お互い驚いています」と話すのは、福岡の山田さん(34歳)。長年の恋人との間に、思いがけない共通の趣味が生まれたそうです。
先日、私も偶然テレビで見かけた将棋番組をきっかけに、パートナーと一緒に将棋のルールを学び始めました。お互い初心者だからこそ、同じレベルで楽しめ、時には真剣に、時には笑いながら対局する時間は、まるで初デートのようなドキドキ感があります。
新しい発見は、相手への好奇心を再び目覚めさせてくれます。「あなたはこんなことを考えるんだ」「こんな表情を見せるんだ」という発見が、長年のパートナーでも起こり得るのです。そして、その共有体験が二人だけの宝物になっていくのですね。
今週末、あなたとパートナーで挑戦してみたい新しいことはありますか?その一歩が、二人の関係に思いがけない彩りを加えてくれるかもしれませんよ。
お部屋の模様替えやDIY
「毎日同じ景色を見ていると、心も同じ場所をぐるぐる回っているような気がする…」
そんな時は、お部屋の模様替えやDIYに挑戦してみませんか?家具やインテリアの配置を変えたり、一緒に収納グッズを作ったりすると、お家そのものに”二人の記憶”が刻まれて特別感がアップします。
「結婚5年目で初めて大きな模様替えをしたとき、『こんな風に配置するのも良いね』『この角度からの景色、新鮮!』と、まるで新居に引っ越したような気分になりました」と語るのは、名古屋の鈴木さん(29歳)。普段は仕事で忙しく会話も少なかった二人が、模様替えをきっかけに、久しぶりに長時間語り合ったそうです。
DIYは特別なスキルがなくても大丈夫。100円ショップの材料で簡単な写真立てを作ったり、古い家具にペンキを塗り直したり…。完成度よりも「一緒に作る過程」を楽しむことが大切です。「彼と一緒に作った歪な本棚は、プロが作ったものより何倍も愛おしい」と笑う千葉の井上さん(31歳)の言葉に、深く頷けます。
私自身も先日、パートナーとIKEAの家具を組み立てながら、「説明書が分かりにくい!」と大笑い。途中で部品をなくして大パニックになり、二人で必死に探した思い出は、今でも笑い話のネタになっています。その家具を見るたびに、あの日の混乱と笑いが蘇り、心が温かくなります。
実は、「一緒に環境を作り上げる」という行為には、「共に未来を作る」という象徴的な意味もあるのかもしれません。二人で選んだカーテン、一緒に配置を決めた家具、協力して作ったDIY作品…。そのすべてが「二人の歴史」として部屋に刻まれていくのです。
あなたのお部屋には、二人の思い出が詰まったアイテムはありますか?もしまだなければ、今週末、パートナーと一緒に小さなDIYから始めてみませんか?
癒しやリラックスをテーマに
日々の忙しさで疲れ切っている時こそ、「癒し」をテーマにしたお家デートはいかがでしょう?アロマキャンドルを灯してバスタイムを共にしたり、互いにマッサージし合う「おうちスパデート」も非日常感が楽しめます。
「彼はいつも仕事のストレスを抱えていて、私も疲れているときがある。そんなとき、お互いの肩をほぐし合うだけで、会話も自然と増えました」と語るのは、東京の高橋さん(35歳)。リラックスした状態だからこそ、普段は言えない本音や感謝の気持ちを伝えられることもあるそうです。
アロマオイルやバスソルトなどは、予算に合わせて手軽なものから本格的なものまで選べます。京都の中村さん(30歳)は「100円ショップのアロマキャンドルでも、部屋の電気を消して灯せば、まるでホテルのような雰囲気に」と教えてくれました。
私も先日、パートナーと「おうちスパデー」と称して、フェイスパックを一緒にしてみました。互いの顔にシートマスクを貼り付け、鏡を見て大爆笑。「こんな姿、あなたにしか見せられないよ」と言い合いながら、お互いの素の姿を受け入れ合う時間は、思いのほか心が通い合う瞬間でした。
忙しい日常では、つい「効率」や「やるべきこと」に追われがちですが、たまには意識的に「何もしない贅沢」を二人で共有してみてください。無言でも、ただそばにいる心地よさを感じられることが、実は長く続く関係の秘訣かもしれません。
疲れた心と体を癒すひとときは、お金をかけなくても実現できます。あなたなら、どんな「おうちスパデート」を企画しますか?
テーマやドレスコードで雰囲気を変える
「いつものお家デートに、ちょっとした遊び心を加えたい…」
そんな時におすすめなのが、デートごとにテーマやドレスコードを決めること。「今日はイタリアンの日」「今日はパジャマパーティー」「お互いの好きな色コーデ」など、簡単なテーマを決めるだけで、気分転換になりますよ。
「普段はTシャツとジーンズの彼が、『今日はセミフォーマルデー』と決めた日に、久しぶりにシャツを着てきた姿に、まるで初デートのようなドキドキを感じました」と話すのは、札幌の佐々木さん(27歳)。お互いの変化を楽しめることが、テーマデートの魅力です。
テーマは料理や国にしてもいいですね。「今日はメキシコ料理の日」と決めて、タコスやナチョスをテイクアウトし、サルサ音楽をかける。または「90年代の日」として、その時代の映画を見ながら当時の思い出話に花を咲かせる…。ちょっとした設定が、いつもと違う会話を生むきっかけになります。
私も先日、パートナーと「レトロゲームの日」と銘打って、学生時代にハマっていたゲームを一緒にプレイしてみました。「こんなゲーム、今見るとグラフィックが荒いね」「でも当時は最先端だったんだよ」なんて言いながら、お互いの過去の話で大盛り上がり。知らなかったエピソードを聞けて、新たな発見がありました。
テーマ設定に凝りすぎる必要はありません。気軽に「今日は〇〇デー」と決めるだけで十分。その小さな非日常感が、マンネリ化した日常に色を添えてくれるのです。
あなたとパートナーで試してみたいテーマデートはありますか?思い切り遊び心を発揮して、いつもと違う二人の姿を発見してみましょう。
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