スマホを開いた瞬間、「おはよう」というメッセージが届いている。送り主は、付き合っているわけでもない男性。最初は「へえ、珍しいな」くらいに思っていたのに、それが二日、三日と続くと、だんだん気になってきませんか。
「これって、どういう意味なんだろう」
そんなふうに、朝からモヤモヤした気持ちを抱えている女性は、実はとても多いんです。友達に相談しても、「それ絶対脈ありでしょ」と言う人もいれば、「いや、ただの暇つぶしじゃない?」と言う人もいる。結局、よく分からないまま時間だけが過ぎていく……。
私自身も、過去に同じような経験をしたことがあります。職場の同僚から毎朝LINEが届くようになって、最初は戸惑いました。嬉しいような、困惑するような、なんとも言えない気持ち。「好意があるのかな」と期待してしまう自分と、「考えすぎかも」と冷静になろうとする自分との間で、ずいぶん揺れ動いたものです。
今日は、そんな「付き合ってないのに送られてくるおはようLINE」について、男性心理を深掘りしながらお話ししていきます。脈ありなのか、それとも別の理由があるのか。見分けるポイントも含めて、詳しく解説していきますね。
まず、なぜ男性は付き合ってもいない相手に「おはよう」を送るのでしょうか。その心理を理解することから始めましょう。
最も多いのは、純粋な好意の表れです。朝一番に誰かのことを思い出すというのは、その人が自分にとって特別な存在だという証拠。目が覚めて、まだ布団の中にいる状態で「あの子にメッセージ送ろうかな」と思う。これは、相手を日常のルーティンに取り入れたいという無意識の願望から生まれる行動なんです。
男性は、女性に比べて言葉で気持ちを伝えることが苦手な傾向があります。「好き」とか「気になってる」とか、ストレートに言えない。だからこそ、行動で示そうとする。毎朝の「おはよう」は、そんな男性なりの精一杯のアプローチなのかもしれません。
「一日を一緒に始めたい」という気持ちが、この小さなメッセージには込められています。朝という時間は、一日の始まり。その大切な瞬間を共有したいと思える相手は、やはり特別なんですよね。
ただし、すべてのおはようLINEが純粋な好意とは限りません。ここが難しいところです。
中には、戦略的にメッセージを送っている男性もいます。どういうことかというと、「おはよう」を送ることで相手の反応を探っているんです。すぐに返信が来るか、既読スルーされるか、返信の内容は冷たいか温かいか。そういった反応を見て、自分に脈があるかどうかを判断しようとしている。
いわば、テストケースとしておはようLINEを使っているわけです。返信が良ければ「いける」と思ってアプローチを強める。反応がイマイチなら、深追いせずに撤退する。リスクを最小限に抑えながら、可能性を探る。そんな計算が働いているケースも少なくありません。
さらに言えば、「キープ要員」として気軽に送っている可能性もゼロではありません。本命がいるわけではないけれど、なんとなく繋がりを維持しておきたい。そういう軽い気持ちで、複数の女性に同じようなメッセージを送っている男性も、残念ながら存在します。
もう一つ、見落としがちな心理があります。それは、孤独感を埋めたいという欲求です。
一人暮らしの男性にとって、朝は特に寂しさを感じやすい時間帯。誰もいない部屋で目が覚めて、シーンとした空気の中で一日が始まる。そんなとき、誰かと繋がりたいという気持ちが湧いてくるのは自然なことです。
この場合、特定の相手への好意というよりは、「誰かとコミュニケーションを取りたい」という漠然とした欲求が先に立っています。たまたまあなたが送りやすい相手だったから、というだけかもしれません。
会話のきっかけを求めているというのも、似たような心理です。日中に連絡するのは何か用事がないと不自然だけど、「おはよう」なら自然に送れる。そこから会話が発展すればラッキー、発展しなくてもまあいいか。そんな軽い気持ちで送っているパターンもあります。
ここで、おはようLINEに関する興味深いデータをご紹介しましょう。
こうしたメッセージが送られる時間帯には、明確なピークがあります。平日の朝7時から8時頃が最も多いんです。通勤前の時間帯ですね。電車を待っている間や、出勤の準備をしながら、ふと思い立って送る。そんなシチュエーションが想像できます。
また、心理学的に面白い話があります。朝起きてすぐの時間帯は、コルチゾールというホルモンの分泌がピークを迎えます。このホルモンは、記憶の定着に関係していると言われています。つまり、朝一番にメッセージを送ることで、相手の記憶に残りやすくなる可能性があるんです。
本人が意識しているかどうかは別として、無自覚のうちにこの効果を狙っているケースもあるかもしれません。なんだか策士っぽいですが、恋愛において人間の本能は意外と計算高いものなんですよね。
ちなみに、女性より男性のほうが「おはよう」から関係構築を始める傾向が強いというデータもあります。これは、先ほどお話しした「行動で示す」という男性の恋愛スタイルと符合していますね。
では、脈ありかどうかを見分けるには、どこに注目すればいいのでしょうか。
まず、メッセージの内容に変化があるかどうかをチェックしてみてください。毎日まったく同じ「おはよう」だけが送られてくる場合、正直なところ脈あり度は微妙です。本当に好意を持っている相手には、もう少し工夫したくなるものなんです。
「おはよう、今日は寒いから温かくしてね」とか、「おはよう、昨日言ってた映画、気になって調べちゃった」とか。そういうバリエーションがあるかどうか。あなたのことを考えて送っているなら、自然と内容にも変化が出てくるはずです。
絵文字の使い方も、一つの判断材料になります。普段あまり絵文字を使わないタイプの男性が、あなたへのメッセージには絵文字を入れてくる。これは、好意のサインである可能性が高いです。少しでも柔らかい印象を与えたい、可愛く見せたいという心理が働いているのかもしれません。
逆に、毎日同じ内容で変化がない場合は要注意。惰性で送っているか、複数の相手に同時送信しているか、どちらかの可能性があります。そういうメッセージに対して返信が減ってくると、自然消滅していくケースも多いですね。
ここで、実際にあったエピソードをいくつかご紹介しましょう。おはようLINEがきっかけで関係が変化した、リアルなストーリーです。
ある会社で、先輩の男性が後輩の女性に毎朝「おはよう、今日も頑張ろう」とLINEを送り続けていました。最初、その女性は正直迷惑に感じていたそうです。「なんで毎朝送ってくるんだろう」「ちょっとウザいかも」なんて思っていたとか。
でも、不思議なもので、毎日届くメッセージに少しずつ慣れていくんですよね。そのうち、届かないと「あれ、今日は来ないな」と気になるようになって。いつの間にか、その先輩の存在を意識するようになっていたそうです。
結局、二人はデートを重ねるようになり、今では付き合っています。最初は迷惑だったはずのおはようLINEが、関係のきっかけになった。人の気持ちって、本当に分からないものですね。
一方で、うまくいかなかったケースもあります。
合コンで知り合った男性が、その後毎朝おはようLINEを送ってきたという話。女性の側は最初から興味がなかったので、返信をしないでいました。既読スルーを続けていたんですね。
すると、その男性は「自分に脈がない」と悟って、ぱったりとLINEを送らなくなったそうです。本人は「本気度ゼロだったんだな」と反省し、以後は「相手の反応を見て調整する」ことを学んだとか。
この話から分かるのは、おはようLINEを送る側も、相手の反応をちゃんと見ているということ。返信がなければ、さすがに察します。だから、興味がない相手からのメッセージには、無理に返信する必要はないんです。反応しなければ、自然と収まっていくケースがほとんどですから。
少し複雑なエピソードもあります。
遠距離に住む知り合いの男性から、毎日おはようLINEが届くようになった女性の話です。彼女は「こんなに連絡くれるなんて、もしかして友達以上に思ってくれてる?」と期待を膨らませました。
でも実際に告白してみたら、答えは「ごめん、そういうつもりじゃなかった」。彼にとっては、ただの友達としてのコミュニケーションだったんですね。その後、二人の間には気まずい沈黙が半年も続いたそうです。
ただ、この話にはハッピーエンドがあります。時間が経ってから、二人は改めて本音で話し合う機会を持ちました。お互いの気持ちを確認し合い、「友達として大切にしたい」という結論に至って、今では良い関係が続いているとのこと。
このエピソードが教えてくれるのは、おはようLINE=脈ありとは限らないということ。期待しすぎると、後で傷つくこともある。冷静に状況を見極めることの大切さを、改めて感じさせられますね。
では、おはようLINEを受け取る側として、どう対応するのがベストなのでしょうか。
まず、相手に好意がある場合は、素直に嬉しい気持ちを返しましょう。「おはよう、嬉しい」とか「今日も頑張ろうね」とか、ポジティブな返信をすることで、相手も「受け入れられている」と感じられます。そこから関係が発展していく可能性も十分にあります。
一方、特に興味がない場合は、無理に盛り上げる必要はありません。返信は短めに、そっけなくならない程度に。徐々に返信の間隔を空けていけば、相手も察してくれるはずです。はっきり断るのが苦手な人でも、この方法なら自然にフェードアウトできます。
大切なのは、過度な期待を持ちすぎないこと。先ほどのエピソードでもあったように、おはようLINEの意味は人それぞれです。「毎日送ってくる=絶対に好き」とは限りません。多角的な解釈を持っておくことで、どんな結果になっても冷静でいられます。
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